『螢雪時代』2025年7月号より掲載
『螢雪時代』で好評連載中の超一流の先生方へのインタビュー記事、「シリーズ知の探究者」が「パスナビ for School」に登場。
「学び」とは何か? を先生方に改めて問いかけ、受験勉強で見失いがちな「学ぶ」という行為を、本質的に考え直す機会を提示しています。
今回は、睡眠研究の第一人者である、筑波大学教授 柳沢正史先生の登場です。

全てを疑う姿勢が、
本当の「学び」への第一歩

臨床医ではなく研究者を目指して医学部に進学されたという柳沢正史先生。睡眠研究で活躍する研究者の立場から、「学び」について伺いました。
編集協力:(有)サード・アイ 取材:金丸敦子 写真:石原秀樹
――先生のご専門の睡眠学の研究について教えて頂けますか。
柳沢 睡眠研究を始めたのは完全に偶然です。医学部を出て研究者として31歳でテキサス大学に行った時は、血管を収縮させる物質であるエンドセリンの研究をしていました。その後、新しい脳内物質のオレキシンを見つけたのが睡眠研究のきっかけですが、それも睡眠を狙っていたわけではありません。

