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『螢雪時代』 2026年4月号より当時のまま掲載
月刊誌 『螢雪時代』 で好評連載中のこのエッセイは、内田先生が 「いま、高校生に伝えておきたい」 ことをテーマに取り上げ、つねに何かに追われ、悩みを抱えている高校生に送る、温かく、心に響くメッセージとなっています。
先日、大学で70人くらいの大学生を相手に一回限りの授業をしてきました。
教壇に上るまで何を話すか決めていなかったんですけれど、学生たちの顔を見渡したら、遠い目をして僕を見ている。
無関心、無感動に。
特に敵意を示すというわけじゃないんですけど、「あんたとオレの間には何の関係もないからね」という冷ややかなメッセージだけが無言で飛んできた。
だから、僕が大学生にいま伝えたいことを、とにかく片っ端から話しました。
一つくらいは「ヒット」するかも知れない(しないかも知れない)。こういう時は「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」式でいくしかありません。


