2025年は新課程における大学入試が初めて実施されました。
一方で、総合型・学校推薦型選抜入試の受験割合も引き続き伸長しており、高校現場ではこれらに対応した授業モデルの設計が求められています。
外郭ではAI技術の革新が目覚ましく、ICT活用の一環で授業のさまざまなシーンに取り入れるといった動きも出てきました。
当セミナーでは、このような変革期において先導役を求められる英語科にスポットを当て、多方面からの指導法を紹介し、高校の先生方に向けた情報・ナレッジ・スキル共有の場を提供できればと考えております。
全3回、ご興味のあるテーマの開催に合わせてご参加いただき、今後の教務・指導における課題解決のためのヒントを、ぜひお持ち帰りください。
参加お申込み方法は、以下のリンクよりご確認ください。
第1回セミナー情報
日時 | 2025年6月15日(日) 14:00~18:00 |
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会場 | 日本出版クラブ3F 東京都千代田区神田神保町1-32 (東京メトロ半蔵門線/都営地下鉄新宿線・三田線 神保町駅 徒歩2分) |
備考 | ●定員:50名程度 ※オンライン配信はしません *参加費:無料 |
講演内容
第1部講演 (90分) | 若手英語教師の仕事術(ICT・AI活用編) ~ツールの紹介と実際の授業デザイン~ 宗廣 隆志 先生(栄光学園中学高等学校) |
第2部講演 (90分) | ワークショップ形式:Microsoft PowerPoint活用セミナー ~PowerPointが生み出すGamification Activity~ 中島 浩平 先生(Microsoft認定教員) 「見せるだけのPowerPoint」から「楽しませるPowerPoint」に変え、 単調な言語活動を生徒の笑顔と笑いが溢れる活動に変える実践例をお伝えします。 また、実際にワークショップ内でサンプルスライドを用いて PowerPointスキルを劇的にアップさせましょう! ※MicrosoftのPowerPointがインストールされている Windows PCをご持参ください。 WiFi、電源は会場に用意いたします。 |
登壇者紹介
宗廣 隆志 先生(栄光学園中学高等学校)
「1998年生まれ。早稲田大学 教育学部 英語英文学科卒。在学中は「音読が脳の認知機能に与える影響」について学びながら、塾・予備校にて講師を務めた。卒業後、鎌倉市にある栄光学園中学高等学校にて勤務開始。現在4年目。
中島 浩平 先生(Microsoft認定教員)
University Of People 教育修士課程卒 (California, United States)、英語教諭、オンライン国際交流コミュニティGlobal Classroom 創設者。
2022年Microsoft Best Influencer Award受賞、同年文部科学省大臣優秀教員賞受賞。
参加お申込み方法は、以下のリンクよりご確認ください。
第2回セミナー情報
日時 | 2025年7月26日(土)14:00~18:00 |
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会場 | NLC新大阪8号館 9F 901号室 大阪府大阪市淀川区西中島3-9-13 (大阪市営地下鉄御堂筋線 西中島南方駅 徒歩4分) |
備考 | ●定員:50名程度 ※オンライン配信はしません *参加費:無料 |
講演内容
基調講演 (100分) | 思考し、探求し、表現するための「思考の型」を育てる ~フランスの哲学教育を例に~ 坂本 尚志 先生(京都薬科大学 准教授) |
特別講演 (85分) | 多忙な中高生の日常に、思考を深める種を植える ~甲陽学院中学・高等学校の事例~ 高木 浩二 先生(甲陽学院中学校・高等学校) |
登壇者紹介
坂本 尚志 先生(京都薬科大学 准教授)
1976年生まれ。京都薬科大学准教授。京都大学文学部卒業、同大学大学院博士課程研究指導認定退学。ボルドー第三大学大学院哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は二十世紀フランス思想史、哲学教育。
著書に『バカロレアの哲学 「思考の型」で自ら考え、書く』(単著、日本実業出版社、2022年)、『変動する総合・探究学習 欧米と日本 歴史と現在』(伊藤実歩子編著、大修館書店、2023年)など。
高木 浩二 先生(甲陽学院中学校・高等学校)
1979年生まれ。甲陽学院中学校・高等学校教諭。河合塾講師、奈良学園登美ヶ丘中学・高等学校を経て、甲陽学院で12年目を迎える。京都大学文学部アメリカ文学専修、同教育学部教育心理系卒業。
参加お申込み方法は、以下のリンクよりご確認ください。
第3回セミナー情報
日時 | 2025年8月30日(土) 14:00~17:30 |
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会場 | なし(オンライン配信) |
備考 | ●定員:100名程度 *参加費:無料 |
講演内容
基調講演 (90分) | 毎年変わり得る長文テーマと 普遍的な指導/変わるべき指導とは? 土岐田 健太 先生(東進ハイスクール) |
特別講演 (60分) | 協働学習での学び合いが新課程入試対応への鍵 〜AI活用も視野に 中村 隆道 先生(東京都立武蔵高等学校) |
登壇者紹介
土岐田 健太 先生(東進ハイスクール)
慶應義塾高等学校英語科教諭を経て、東進ハイスクール・東進衛星予備校/河合塾/ワークショップ英語科講師。上智大学文学部英文学科卒(学業奨励賞受賞)。同大学院文学研究科英米文学専攻博士前期課程修了。TOEIC L&Rテスト990点満点取得。英検1級取得。主な著書に『最新トピック英語長文 予想問題(文化・社会編)』(旺文社)『ゼロから覚醒 はじめよう英文法』(かんき出版)『ビジネスに効く!英語の教養』(ビジネス社)『土岐田のここからはじめる英文法ドリル』『英作文トレーニングドリルTransform』(Gakken)などがある。
中村 隆道 先生(東京都立武蔵高等学校)
都立桜修館中等教育学校、都立日比谷高校等を経て現職。全国英語教育団体連合会調査部部長。ディベート等の活動的な授業を通して入試にも対応できる高度な英語力を育成する授業を実践している。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業後、明治大学大学院英文学専攻修了。専門は認知言語学、英語教育学。最新の論文は、
David Allen, Kimie Yamamura, Sayaka Meguro & Takamichi Nakamura
(2024): Washback from Four-Skills English Exams in the Japanese Secondary School
Context, Language Assessment Quarterly
参加お申込み方法は、以下のリンクよりご確認ください。